日別アーカイブ: 2016年8月12日

ピサ

8月12日


サンジャミーノからピサを通りフィレンツェ

サン・ジミニャーノのホテルを10時にチェックアウトして、11時まで街を散歩した。

チステルナ広場

ドゥオモ広場
マティラやアルベロベッロ、サンマリノそしてここサン・ジミニャーノなどの小都市はローマやナポリ、アテネと比べて住みやすそうに感じる。まず全くと言っていいぐらい落書きがない。治安がいい、人々が純朴でやさしい。ことにマティラは最高だが、ここも素晴らしい。

イタリアはどの街も共通した風情があり、石積みの家と大きな扉、どの家も床は石かタイルだ。色はその土地で良く撮れる医師の色を基調にしているから空気になじんでいる。道はどこも複雑怪奇で角を曲がるといつも見慣れた景色が現れるがよほどのことがなければ同じ場所に行きつくことはむつかしい。車で入るとほとんど間違えなくどこかこすってしまう。

子ども達は皆かわいいが、大人は若者より中高年に魅力がある。私は中年男性に魅力を感じ誰を見てもほれぼれする。中年女性は迫力があり存在感が際立っている。大阪のおばさんも迫力あるが、若い女性より中高年女性のほうが魅力があると思われていて自信が半端ない。

私は次生まれる時はイタリアで生まれたいと思った。

11時ごろになると特にみるべきところは見たので、とりあえずピサに向かうことにする。

山道を抜け高速道路を制限速度を守りながら走っていた。早い車は避け、遅い車は抜いていた。突然バンと音と衝撃があり、なんだと思ったが車の走行に異常があるほどではなかったので石でも跳ねたかと思ってそのまま走っていた。すると白い車が私の前に来てブレーキを踏んだ。私は変なやつだと思って左に交わして先に行った。するとその車の運転手が停まれと合図してきた。

非常停止エリアに車を寄せて止めるとすぐ後ろにその車が停まり、運転手が歩いてきた。何だろうと思っているとイタリア語で何かわめいている。身振り手振りを見たところ私の車と彼の車のサイドミラーがこすったということらしい。

100キロ以上のスピードで走っている車の場合すれすれに走ることなど考えられない。でもそれをイタリア語では言うのは到底無理。でも彼の車のサイドミラーを見るとガラスが割れてヒビが入っている。私の車のミラーには白い傷がついている。

彼は紙に180ユーロと書いてよこした。そして時間がないとジェスチャーをした。面倒なので100ユーロと紙に書くと、彼は280ユーロだと書きなおした。そんな金は持ち合わせていないし無理と身振りで示すと、250と書きなおした。それでも無視していると、200と書いて、さらに150と消して書き直した。そして時間がないという身ぶりをした。

こちらも時間はもったいないので、Google翻訳を引っ張り出して、「現金はもっていない」と書いてイタリア語に翻訳して見せた。すると彼は私が書いた100ユーロを指差して、これでいいと身振りをしたので、私と妻の持ち金をあわせて95ユーロを渡すと、OKと身振りをして握手をして走り去っていった。

私と妻はどうも釈然としないままドライブを続けた。
まず高速で隣の車とそんな近くを走るといつもは妻が怖いと騒ぐが今回音がした時何の音だろうといっていた。
最初280ユーロと言っておきながらあっという間に100ユーロにまけた。
しかし自分の車と相手の車でこすった跡はあった。

二人ともこれは新手の詐欺か本当に事故だったのかわからないままだった。

 

ピサにつきあらかじめ調べておいた有料駐車場に入れて、チケット販売機に行った。この機械の説明がひどくわかりにくく、弄り回していた。そこにサンシェードを持った黒人が近づいてきた。そしてその機械の使い方を教え始めた。これはきっとサンシェードを売りつけようとしていると思って、無視しようとしたが、どうしても金が入れられず、彼の説明を聞いてやっとシートを手に入れた。これをダッシュボードに起きに行こうとしたら、彼がサンシェードを私に買ってくれと言ってきた。妻は断ろうとしていたが、私はいくらだと聞いた。10ユーロと言うので、高い、5ユーロだというとしばらく何か言っていたが、それなら要らないというと5ユーロでいいといった。それでそのシェードを車にセットしシートを置いて車を離れた。男はピサの斜塔ならあっちだと教えてくれた。

ピサの斜塔に行く前に少し遅い昼食を食べた。フィッシュ料理と聞いて頼んだのにイカが出てきたと妻は文句を言っていたが、フィッシュ=魚ではない、貝もエビも烏賊も海の生物はみんなFishだと説明した。でもこのイカ料理は極めておいしかった。


例によって妻と息子が斜塔を支えるポーズで写真を撮った。

斜塔に入るために美術館で売っているチケットを買いに行った。
そこでもチケットを買う列が並んでいたので時間を計算して間に合わないと斜塔に入るのをあきらめた。30年前も入らなかったが、今回も入れなかった。

車に戻る前にコーヒーを飲みたいとオープンカフェに行き、その後車に戻ろうとした。ところが道に迷いつくと制限時間を10分ぐらい超えてしまった。

すると車の横にあの黒人がいて手を振っている。近寄ると時間オーバーで罰金になるところを料金を追加しておいたといって、レシートを見せてくれた。さらにさっき買ったサンシェードの吸盤をつけるのを忘れたといって渡してくれた。料金は0.2ユーロだったので1ユーロを渡して釣りはあげるといったら、サンキューと言って喜んでいた。結構いい人なのかもしれない。

ここでまたもやアクシデントで買ったばかりのカメラを落としてしまった。低かったから大事には至らなかったが、ダイヤルの動きが悪くなって、Pinoutをなくしてしまった。Pinoutはもう一つあったのでそれをつけた。

5時ごろピサを出てフィレンツェに向かった。グーグルでは1時間となっていたが、6時半ごろフィレンツェについた。

 

フィレンツェはAirbnbでその前と思われる場所に車を止めて電話をしたら2階から声がしてDavidが現れた。

部屋は寝室と浴室(トイレと洗濯機)とキッチン、ダイニング、ベランダとホテルよりかなり広くて安い。ダイニングにはソファベッドがあって私がここで寝ると夜遅くまでパソコンを使うことでまぶしいとか、鼾がうるさいとかいうこともなくこちらもありがたい。妻も完全にAirbnbに満足している。

フィレンツェは三泊で洗濯もはかどり、妻の機嫌が良いことがありがたい。

そして今日最後のアクシデント、毎日とっている旅のGPSルートの今日の分を間違えて消してしまった。復元しようとしたができなかった。だから今日の足跡はなし。

今日の足跡
なし

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