日別アーカイブ: 2016年8月17日

ベネチア サンマルコ広場

8月17日
泊まった宿はB&Bなのに朝食はついていない。そこで9時ごろ部屋を出てローマ広場にいってレストランを探した。よさげなカフェが見つからないのでヴァポレット(水上バス)に乗ってサンマルコ広場に行くことにした。一日3回乗れば元が取れるので2日間有効チケットを3枚買って乗り込んだ。

妻が見たガイドによればサンマルコ広場に行くにはリアルト橋で降りて歩くとなっていたが、サンマルコはここかと隣のおばさんに聞くとまだ先だと答えたので降りなかった。

サンマルコの停留所で降りてから地図で確認するとリアルト橋から歩いたほうが早く着くが、歩く距離はサンマルコで降りたほうが近いのだとわかった。

以前サンマルコ広場が水浸しの写真を見たことがあるが、30年前とかわらなかった。ただ観光客はすごい数でサンマルコ聖堂もドッカーレ宮も長い行列ができていた。ただし警察や兵士の姿は見えなかった。

まずは朝食にしようと広場を歩いて回ったがどこも空席で営業前の様相だった。一か所四重奏の演奏をしているオープンカフェがあってそこのテーブルには何組か座っていた。私たちが座って合図をするとウエイターがメニューを持ってきた。

そのメニューに演奏料として一人4ユーロを払ってもらうと書いてあり、ぎょっとしたが今更じゃあやめたというのも恥ずかしいのでそのまま座ってメニューを見た。するとサンドイッチが16ユーロとかコーヒーが14ユーロでこれは高いと息子が言いだした。

「お前が払うわけじゃないのに、何で文句を言うんだ」と言いながら、これはえらいところに入ってしまったとほぞをかんだ。周りに日本人を含む人だかりができていて席を立つのははばかられた。昨日の夕食より高いと妻も文句を言っていたがサンドイッチとコーヒーやジュースを注文した。食事は丁寧に作られていたが味はまあ、普通だった。

食事を終えて少しぶらぶらとウインドウショッピングをした。

どこか建物に入らないかと二人に聞くと塔に登りたいといった。私はサンマルコ聖堂に入りたいというとしぶしぶ聖堂の入場行列に並んだ。

中に入ると特に料金も取られなかったが、一回りするとあっという間に出口に来た。でも2階のテラスで眺めている人がいたので2階に上がれるはずと探すと博物館入り口と表示があり、階段が見えたのでそこから入ってみた。

2階まで行ってみるとそこにおじさんがいて一人5ユーロと書いてあった。1階の入り口で料金とるか、料金表を張っておけと腹の中で文句を言いながら、大人二人と子供でいくらかと聞くと10ユーロと言われ払って入った。

サンマルコ聖堂の建築過程や遺跡や遺物の展示があり、外への出入り口が見えた。出てみるとテラスだった。そこからサンマルコ広場がちょうどいい具合の高さで見ることができた。これだけで5ユーロの価値はある。

その後しばらく街を見て回り、2時過ぎに小さな食堂を見つけてスパゲティとピザを食べた。これは安かった。

展示物を一通り見て出てから、ほかに見るところはと妻に聞かれ溜息橋があるはずだといって溜息橋が見える橋に出て、息子に蘊蓄を傾けた。次はと聞かれサンマルコ停留所に戻ってヴァポレットでリアルト橋に向かった。


船は満席で座れないうえ、空気がよどんでいて息子は気分が悪くなった。船を降りてリアルト橋を渡りジューススタンドがあったので一休みした。

さらに歩いていると息子のおなかの調子が悪くなり、トイレを探しかなり歩いて公衆便所を見つけたが一人1.5ユーロで高!と思ったが背に腹は代えられなかった。

4時半ごろになったので、宿に戻るか、どこか別の所に行くかと話し合ったが、決まらなかったのでリアルト橋に戻ってヴァポレットの便を眺めていた。妻がリド島に行ってみたいと言いだしたので、来たバスに乗ろうとしたが目の前を出ていった。それじゃと別の船着き場に行くとそれもまさに目の前で離れていった。

もういいやと、宿に戻ることにして、来たバスに乗るとそれがリド島行きだった。

前回で懲りたので空いてる席はなかったが息子を前のほうに連れて行った。風が気持ちよく、停留所2つぐらい過ぎると席も空いたので気持ちよく乗れた。

そのまま終点のリド島で降りてみるとそこにはバスもタクシーも走っていて普通の街だ。私はリド島の資料を全く用意していなかったのでどこに行ったらいいのかわからないと言うと、妻は来たことに意味があるので、これから帰ろうと言う。それはいくらなんでもつまらないだろうと、地図を眺めて反対側の海岸まで歩いていくことにした。

ここはイタリアかと思うぐらい並木道の歩道が広く、気品のある高級住宅地で、ネットで確認するとヴェネツィア音楽祭が行われる場所だそうだ。

12,3分歩くと江の島が見えるような砂浜にでた。サーフィンをしている人はいなかったが海水浴の家族連れのが帰り支度をしていた。我々もこれで満足して帰ることにした。

もと来た道を戻る途中で急に右側の空が黒く、空気が冷えてきた。これは怪しいと夕食を兼ねて雨宿りのため近くのオープンカフェの屋内席に入った。そこの店員は外のテーブルのグラスやテーブルクロスを慌ただしく片付け始めた。

私たちがオーダーをしたころ、雷鳴が鳴り雨が降りだし、見る間にどしゃ降りになった。

ここでもフィッシュスープを頼むと、昨日ほどではなかったがおいしかった。食事を終えて外に出ると店員がテーブルクロスを戻し始めていた。

停留所に戻りヴァポレットに乗り10時過ぎにローマ広場で降りたころにはすっかり雨は上がっていた。

本日の行程