日別アーカイブ: 2016年8月21日

スイス➡ミラノ

8月21日


サンモリッツからイタリア国境を超えてミラノまで

6時ごろ起きて天気を見たが雨は降っていないが一様に曇りでロープウェイで山頂に上っても何も見えないとあきらめた。

8時ごろ起きだして支度をして10時ごろにホテルを出た。

朝食を食べるために目についたレストランらしき店に入って「やってますか」と聞くと、英語はわからないらしく、「ティ?」 と聞き返してきた。「いや食べるものはありますか」と聞きなおすとケーキを指さした。そうじゃなくてブレッドというと「一人か」と聞くので「3人」と答えたらテーブルを指さした。

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席についてメニューはありますかと聞くとそんなものはないと言って、ティかと再び聞くのでティ、ツー、コーヒー、ワンというと分かったといってキッチンに戻っていった。

何が出てくるかわからずちょっと不安な気持ちで待っていると本格的な紅茶とコーヒーそれにパンが7枚、チーズとハム、オレンジジュースとヨーグルトが出てきた。

どれもすこぶる付きでおいしくて、久しぶりに本格的なコーヒーを3杯も飲めた。チーズはいかにもヨーロッパ正統派の少し硬くてかび臭いが奥深い味わいがあった。

最後にお会計というと48スイスフランと言われ、ユーロはと聞くとダメ、カードではと聞くとそれもできないと断られた。手持ちにスイスフランは10フランにも満たないので困っているとおばさんは2キロ言ったところに銀行があるから大丈夫と言った。

妻と息子に「二人で行っておろしてきて」というと一人で運転するのは嫌だと妻は言い、息子も行きたくないというので、妻と私で銀行に行き息子は残ることにした。おばさんは一緒に行けばと言ってくれたが息子が車に乗りたくないというので人質として残ることにした。

二人で来た道を戻りATMを見つけて50フランおろしてレストランに戻った。息子おとなしく待っていたよとおばさんが身振りした。

代金を払い、チップを上げようと思ったが、スイス土産としてお釣り2フランをもらった。別れにおばさんにスマホのGoogle翻訳で「tutti delizioso」(本当においしい)と見せると、すごく喜んで両手で丸を二つ見せた。

イタリア国境

店を出てしばらく山を下っていくと大きな滝が見えた。車を駐車場に止めて寝ていた息子を起こして行くと下から見た滝はさらに迫力があり、多くの人たちが下で水遊びをしたり散歩をしていた。どうやら近辺の人たちの行楽地のようであった。

スイスを出国するときも何のチェックもなくスムーズに通過。次に目的地サクロ・モンテに向かったが着いてみるととんでもない山奥の田舎で何もない。すると妻が「ごめん、ガーミンに間違えて入力してしまった。ここから30キロぐらい先だ」というのを聞いて唖然とした。

しばらく二人でサクロ・モンテに行くかどうか話し合ったが、時間的に無理という判断であきらめてミラノに直行することにした。

到着予定時間をミラノのホストに伝えないといけないが田舎のためネットにつながらない。山の細いくねくねした道の途中でレストランを見つけて車を止めて入った。


3時近かったせいかこれしかないと紙一枚のメニューを渡されて、その中から選んでくれと言われた。「3人だけど2人前頼んでシェアしてもいいか」と聞くともちろんと答えた。

しかしイタリア語で書いてあるメニューの意味が分からず、説明も要領を得ない。メニューの言葉をグーグル翻訳で見てもそのままカタカナで出てくるだけだから、何の料理かはわからない。
正しくは相手とこちらの英語が半端で意思が通じないといったほうが良い。とりあえず何とか注文できたが、最初に来るはずのラザニアが出てこない。私と息子はまあいいといったが、妻が納得しなかったようでウェイターに問いただした。すると彼は自分は正しいと言い張る。仕方ないからいいよと言って勘定してというと、彼はちょっと待ってといってラザニアを作って持ってきてくれた。

どうも状況を勘案すると彼は一人前の二皿を3人で食べると理解したようだ。でも自分でも何か勘違いしたようだと気づいて作ってくれたということらしい。それで勘定のあとチップとして5ユーロ置いたら、あんたたち日本人かと聞き日本語で「ありがとう」と笑った。

ミラノのホストからいつつくかとSMSがあり、折り返しで6時か7時ごろになると返信した。するとさらに返信があり、到着30分前にSMSを送ってと言ってきた。

さらに走っていると突然チェックポイントが現れ、不思議なことに再びスイスに入国した。

スイス国境

5時ごろつきそうだと妻が言い出し、息子にSMSで5時ごろになると送れるかと聞くとできるというので入力してもらった。送信ボタンを押してもなぜか未送信のままになっていたが、息子が突然気持ちが悪いと言い出した。

慌てて駐車場を探した。そこはスイスのパルディーゾという町でルガノ湖に面したちょっとおしゃれな小さな観光地だ。その近くにはイタリアの飛び地があるらしい。

これまで聞いたことがもなかったその町の観光案内をみると各国語の中に日本語のパンフレットがあって驚いた。聞いたことがなかったのは私だけなんだろうか。

しばらく休んでから再びミラノに向かった。有料道路のゲートでカードを出そうとしてないことに気付いた。さっきの駐車場で料金を払ったとき取り忘れたかと思い高速を降りで紛失届を出そうかと話し合っていたら、財布の中から忽然と出てきた。

再び高速に乗りあらかじめ書いておいたSMSを送ってから30分後、7時半ごろにミラノのAirbnbに到着した。

ホストは部屋の説明をして鍵を渡してくれた。それから夕食に出かけたが付近は何もない住宅地だ。GoogoleMapのレストラン検索で近くにXing Longという名前の中華レストランを見つけた。行くと店の外にメニューが出てなくて少し躊躇したが、思い切って入ってみた。実際は価格が安く、量もそこそこあり、何より味が中華らしく素晴らしかった。イタリアにきて一人10ユーロ以下で満足した初めてのレストランである。

正直言ってイタリアでは和食(すし)より中華料理のほうがずっとおいしい。

21日の足跡

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